中野たてもの応援団

歴史的建造物についての勉強会や、建物見学会などを通して、私たちの身近である建物を大切に思う気持ちを共有し、これからの中野のまちづくりに活かしていく方法を探っていきたいと思っています。

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特別見学会 「郵政建築の名作を見る」

2013年8月末で閉館となった逓信総合博物館を元郵政相建築部の応援団メンバーKさん企画の
見学会をしました。応援団メンバー限定で定員10名で募集のところ19名の参加でした。
3時間に及ぶ見学会の案内を美人学芸員2名でつとめてくださってありがとうございます。

特徴的なのは庇建築です。昭和39年築取り壊しは2014年以降とのこと、2014年3月からソラマチに移転します。
明治から110年の歴史のある逓信博物館です。
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天井の三角に合わせた照明
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Kさんの解説によって見学は始まりました。
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大手町の郵政スクエアの国際郵便局も取り壊しが決まってるので見納め
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庇建築は、郵政省でよく採用された。
外務省の実施設計を進めていく過程で、当時郵政省で進行中の庇スタイルを外務省にも採用したということ
です。その後、用地買収が大変になって、ひさしが撤退しているが、いまだに残ってるものもある。

屋上から見学しました。三角形のとても手の込んだ細工です。現在はとてもできない。
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玄関ホールの金屏風のタイル
逓信博物館金屏風


庇と丸柱は、すっきり感が出て、神社にみられる日本的なものだ。
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館長室の隣の協議委員会を開く部屋で解説を聞きました。
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ソラマチで!
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建設当初のタイル。40度の熱や重い展示品などの納入時にタイルは破損していき、ここにのこってるくらい。
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講堂は、49年前のままほとんど変わっていない。
逓信博物館講堂の壁面


講堂の壁は4種の色の違うタイル
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郵政フォント
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郵政フォント
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マジョリカ風タイルは、三角形で角の部分も凝ったつくりになっている。
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庇建築に合わせて、1階部分は耐震補強をあとからつけている。
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特別に地下の収納庫を見せていただきました。
明治時代のポスト
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平賀源内発明のエレキテルは国の重要文化財、年間60日しか公開できないし、補修も禁止されているので、色は文化財指定時を維持しています。
内部も見せていただきました、静電気発生装置で乾燥している季節には、摩擦を利用して火花が起きるそうです。
医療用具として使っていたそうです。
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案内役のKさんが現役時代に描いた図面、京都中京郵便局の明治建築の外壁保存を担当、現場監督まで務めたそうです。まだ図面が残ってたとうれしそうなKさんでした。
中京郵便局立面図


追記 2014年12月26日解体中
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